長野市にある善光寺を始め、神社やお寺、温泉など見どころがたくさんある長野県北信エリアは、観光客を絶えず寄せ付ける魅力的なエリアですよね。何回訪れても飽きず、絶景に圧巻する観光地がたくさんあります。
そんな北信エリアの、絶対に行くべきお祭りを5つ厳選してまとめました。
お祭りはその時にしか見れない特別なイベントなので、機会があればぜひ見に行って下さいね。特別な思い出になるはずです。
見るも良し、参加するも良しの満足度100%の「びんずる祭り」
場所:長野市の国道19号、長野大通り、中央通り
びんずる祭りは「長野市民祭り」とも呼ばれる、市民が作るお祭りです。8月の第一週の週末に行われ、企業や団体が連を作ってしゃもじを握り、踊り歩きます。
その様子は壮大で壮観、思わず体がリズムを取ってしまうでしょう。そして、連に混ざりたくなったら飛び入り参加の連もあり、忘れられない思い出になりそうです。
また、びんずる祭りでは賞金5万円をかけて男が走る「びんずる男」や「浴衣びんずるコン」、「ビックウォータースライダー」など誰もが楽しめるイベントが開催されます。(2019年のイベント)
見るだけじゃない楽しみ方があるのが、びんずる祭りなのです。さすが市民祭り、みんな楽しめます。
大河ドラマで注目！親子三代で楽しめる「松代春まつり」
場所:長野市松代町
松代城は日本100名城に選ばれた城で、体がドラマ「真田丸」でも注目された城です。いつでも観光地として訪れるのはもちろんお勧めですが、桜が咲く時期に行われる松代春まつりの時期に訪れると尚良しです。
松代春まつりでは、桜をバックにステージで踊りや歌など様々なショーが開催されます。また、2019年の催しでは箱膳体験や焼き物巡りなどだけでなく、UVレジン体験など今どきの催しもありました。
桜を見に松代春まつりに来るも良し、体験しても良しの松代春まつりです。親子三代で訪れてもみんな楽しめますし、昼間から来てお城を散策したりなどで楽しむも良し、夜から来て夜桜と松代城のライトアップを楽しむも良しです。旅行のスケジュールに合わせて訪れやすいですよ。
豪華絢爛！絵巻物の世界に虜になる「ながの祇園祭り」
場所:長野市善光寺参道周辺
以前まで7年に1度しか開催されなかったながの祇園祭りですが、平成24年から毎年の開催になりました。かつては日本三代祇園祭りと言われていたぐらい、豪華絢爛な屋台が何台も巡行します。そして、お囃子や獅子舞、踊りなどは見る人を惹き付けてやみません。
ながの祇園祭りの最大の見どころは、善光寺山門を屋台が訪れる「山門答礼」です。ながの祇園祭りは善光寺の御開帳に合わせて行われていたので、善光寺へ踊りを奉納します。時代劇のような衣装を来たお姫様や武士など、きらびやかな世界が広がります。
ながの祇園祭りは多くの見物客が訪れる大注目祭りなので、カメラ必須、豪華絢爛な屋台はインスタ映え間違いなしです。美しい屋台や踊りに心を奪われるでしょう。
御神火で打ち上げる伝統的な花火「飯縄火まつり」
場所:長野市飯綱高原大座法師池周辺
花火を見なきゃ夏は終われない！という事で、長野北信エリアへ夏に足を運ぶならぜひ見て欲しいのが飯縄火まつりです。
飯縄火まつりは花火大会ですが、ただの花火大会ではありません。伝統的な花冷え大会で、飯縄山から運ばれる御神火で着火する打ち上げ花火なのです。これは、飯縄山の山入り行事を再現したもので、大座法師池は花火で幻想的な風景に様変わりします。
飯縄火まつりは打ち上げ数1000発、打ち上げ時間は45分と大型の花火大会ではありません。しかし、御神火や霊山の飯縄山など、長野らしいキーワードを感じる花火大会です。
そんな花火をしっかりと見るなら、有料席がお勧めです。行って良かった、行ってみたいとの声が多数あり、2万人以上が訪れる花火大会です。
栗好き集まれ！栗の里ならではの「おぶせ栗祭り」
場所:小布施町皇大神社境内など
秋の味覚、栗が大好きな人にはたまらないイベントが、栗の里である小布施町で開催されます。イベントは大きくありませんが、栗を思いっきり楽しめます。
色んな種類の栗を食べ比べる利き栗、全国から集めた栗菓子を特別販売、栗や栗羊羮のつかみ取りなど、栗一色になれる祭りは小布施ならではの祭りです。また、食べるだけじゃなくて栗について学ぶ講座もあり、栗博士になれそうですw。
おぶせ栗祭りは小布施町内会が協力して行っているため、チケットを購入して食べ・飲み歩きもあります。さらに夜には手筒花火も行われ、小布施が賑わいます。栗好きはもちろんの事、様々な催しから誰でも楽しめます。
小布施は栗だけでなく、北斎館など美術を楽しめる町です。町並みは美しいですし、散策してスポーツの秋にしたらどうでしょうか？また、美術館などで芸術と栗の食欲の秋になる旅ができそうです。